HOT ! 拓本 達磨東渡図 紙面110×53cm

達磨は南インド香至国の第3王子で、姓を刹帝利（クシャトリア）といい、般若多羅から仏法を学び、その根本思想は「二入四行」であったといいます。真作/島田廣明/浮世絵/美人画/NO.1/布袋屋掛軸HB-22/。　この図は、達磨が海南島に上陸してから、魏に赴く東渡の様を石刻画にしたものと思われます。真作/一邨/山水図/深山渓谷図/桐共箱付/布袋屋掛軸HC-96。　ただ、「己巳」という年が明代の何時なのかという点ですが、10干12支によって示される年号であることから、1389年・1449年・1509年・1569年・1629年のどれかということになります。真作/景舟/蓬莱山図/山水/横物/桐共箱付/布袋屋掛軸A-344。14歳にして妻を娶る。真作/渡辺公観/大和万歳図/絹表装/桐共箱付/布袋屋掛軸HD-２。これが筆者と仮定すれば、崇禎2年（1629）の刻かと想像されます。真作/日照/十三佛図/十三仏図/桐共箱/布袋屋掛軸HB-155。　中国遊化のため南北朝の470年ごろ広東省南臨の海南島に上陸し、南朝の梁の武帝に心から尊び敬われ、普通年間（520～526）以前には既に魏に赴き、河南省崇山の少林寺で終日面壁座禅をすること9年にして、ついに悟りを得、中国禅宗の始祖となりました。　彼は東魏の孝静帝の天平元年（534）で150歳あまりであったと伝えられ、諡号は円覚大師あるいは達磨大師です。真作/坂東三十三ヶ所観音霊場（箇所）/布袋屋掛軸HC-170。真作/中島光輪/椿の海辺図/桐共二重箱付/布袋屋掛軸HH-851。　左上に「葦を折る揚子江のほとりの旅人は、西から来て、この東の地に渡り来た達磨大師である」とあり、続けて「大意人人有　空走徒労心　直指人心　己巳仲冬瘋顛写」とあります。この部分は禅特有の言葉のようで、難解ですので原文のままに止めます。複製/作者不詳/お地蔵様/つくし/工芸/布袋屋掛軸HJ-984。真作/春汀/秋二趣/草花図/双幅桐共箱付/布袋屋掛軸HC-236。　瘋顛は、『大漢和辞典』によると「風顛、清の僧、陝西の人。俗姓は李、名は福。真作/菅原安男/薬師寺横笛仏画/桐共箱付/布袋屋掛軸HE-21。真作/松山市初の名誉市民/柳原極堂/俳句/布袋屋掛軸HH-910。18歳にして一夜猛然として無常を悟り、西山寺に往き出家す。著に語録6万余言がある」と説明されています。真作/西国三十三ヶ所霊場集印肉筆掛軸/布袋屋掛軸HB-571